柑橘のしっかりとした甘みと爽やかさで
コクもあるバランスのとれたコーヒー
《生産場所》カウカ県インサ、アグア・ブランカ
《生産者》40の小規模生産者
《標高》1,500m-1,800m
《プロセス》Fully Washed
《品種》Caturra, Colombia
《ロースト》ミディアム
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アグア・ブランカはマシソ・コロンビアノと呼ばれる、
山々が連なった山塊の中の高原に位置しており、
自然や水源に恵まれ、コーヒー生産にとても適した地域です。
このコーヒーは、ペドリガルエリア(70%)と
サン・アントニオエリア(30%)の、約40名の生産者より
持ち込まれたコーヒーのみを選別し作られています。
収穫期には、生産者との仲介業社であるPERGAMINO社が毎月彼らを訪れ、
一緒にカッピングし品質についてのディスカッションを行っています。
ペドリガルにあるラボラトリーにてカッピングを行い、
85点以上のスコアがついたすべてのコーヒーは、
Pergamino社が買い付けています。
もちろん、よりハイスコアのものは、
マイクロロットとして別管理され、
農園名や生産者の名前と共に販売されます。
厳しい品質基準をもって分けられているため、
限られた数量しか生産できず、また非常に優れた
カッププロファイルを持つブレンドロットに仕上がります。
カウカ県のこの地域では暴力が蔓延していた時代があり、
コロンビアの革命軍(FARC)ゲリラ兵の存在によって、
コロンビアコーヒー生産者連合会や輸出業者たちが活動できなかった時期がありました。
革命軍の弱体化に伴い、カウカ県の持つコーヒー生産に適した環境や、
観光客がもたらす経済的資源を活用し、
開かれたスペシャルティコーヒー市場に
参入することができるようになりました。